ノアとセレナ ▲2021年12月にデビューした4代目トヨタ ノアと2022年12月に登場した6代目日産 セレナ。どっちが買い?

「ミドルサイズのミニバンが欲しいんだけど、日産 セレナ(6代目)とトヨタ ノア(4代目)で迷っている……正直どっちがいいの?」と悩んでいる人のため、両車の違いを比較。

価格や室内の広さなど、ファミリーカーにおいて重要な5つのポイントを比べました。これを読めば、自分にピッタリの車がどちらか分かるはずです。
 

サクッとまとめ

【新車価格】セレナは約278万円~、ノアは約326万円~。ハイブリッド車で比べると同程度
【室内】広さはセレナが優勢で実用的。ノアは2列目の快適さを優先
【装備】快適装備はノアの方が豪華。運転支援機能はセレナの方が高性能
 

 

セレナとノア、どっちがいい? 特徴を徹底比較

まずはセレナとノア、それぞれの特徴をざっくり把握しておきましょう。
 

項目 セレナ ノア
価格 ガソリン車は約278万円~、ハイブリッド車は約329万円~ ハイブリッド車のみ約326万円~
維持費 ガソリン車は高めだが、ハイブリッド車は標準的 燃費が良く、総じて維持費が安め
サイズ ノアと同等 セレナと同等だが、より小回りが利く
室内 広い。シートアレンジが多彩 2列目シートが快適
装備 運転支援機能が充実 快適装備が充実
項目 セレナ ノア
価格 ガソリン車で約278万円~、ハイブリッド車で約329万円~ ハイブリッド車のみで約326万円~
維持費 ガソリン車は高めが、ハイブリッド車は標準的 燃費が良く、総じて維持費が安め
サイズ ノアと同等 セレナと同等だが、より小回りが利く
室内 広い。シートアレンジが多彩 2列目シートが快適
装備 運転支援機能が充実 快適装備が充実

両車の大きな違いは、セレナが全体的に実用性重視であるのに対して、ノアは快適さにこだわっていることです。

セレナはシートアレンジが多彩で、シーンに応じて臨機応変に使い分けられるのがウリ。対するノアは2列目シートの装備が豊富で、乗員が悠々とくつろげるのが魅力です。

荷室の方向性も分かれており、セレナは使い勝手、ノアは積める荷物量が優先されています。
 

セレナ▲画像は6代目セレナ。セレナが上質、ノアが機敏といった走行感覚の違いがあるが、そこまで神経質にならなくてOK。乗り心地はどちらも良好

セレナとノアは、どんな人に向いている?

セレナとノアそれぞれの個性を元に、向いている人をまとめてみました。
 

セレナが向いている人

  • 家族が増えても車を替えず、長く使いたい人
  • 日常の買い出しなどでの使用頻度も高い人
  • 購入費用を抑えて、余った分をレジャーに使いたい人

ノアが向いている人

  • 大人も子供も、快適に移動したい人(7人乗りの場合)
  • アウトドアや子供の習い事などで、荷物をたくさん載せたい人
  • 家族の快適性を優先しつつ、維持費も抑えたい人
田端邦彦

著者・田端邦彦そうはいっても、両車はファミリーカーとしての完成度が高く、どちらを選んでも後悔することはないはず。ともに7人乗りと8人乗りが用意されているので、乗車人数さえ間違えなければ、見た目の好みで決めても問題ないでしょう。

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日産 セレナ(6代目)

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トヨタ ノア(4代目)
 

価格:全体的にセレナの方が安め

では、セレナとノアの違いを詳細に見ていきましょう。まずは新車時の車両本体価格から。特別仕様車などを除く、新車販売中の通常グレードで比べてみました。

セレナの新車販売価格

パワートレイン グレード 2WD 価格 4WD 価格
ガソリン車 X 278万5200円 299万900円
X(XVパッケージ) 304万3700円 324万9400円
ハイウェイスターV 322万8500円 349万4700円
オーテックライン 333万8500円 360万4700円
オーテック 370万3700円 390万3900円
ハイブリッド車 e-POWER/e-4ORCE X 329万3400円 359万9200円
e-POWER/e-4ORCE X(XVパッケージ) 358万3800円 388万9600円
e-POWER/e-4ORCE ハイウェイスターV 377万5200円 414万1500円
e-POWER ルキシオン 499万8400円
e-POWER/e-4ORCE オーテックライン 388万5200円 425万1500円
e-POWER/e-4ORCE オーテック 425万400円 455万700円
e-POWER オーテックスポーツスペック 443万7400円
パワートレイン グレード 2WD 価格 4WD 価格
ガソリン車 X 278万5200円 299万900円
X(XVパッケージ) 304万3700円 324万9400円
ハイウェイスターV 322万8500円 349万4700円
オーテックライン 333万8500円 360万4700円
オーテック 370万3700円 390万3900円
ハイブリッド車 e-POWER/e-4ORCE X 329万3400円 359万9200円
e-POWER/e-4ORCE X(XVパッケージ) 358万3800円 388万9600円
e-POWER/e-4ORCE ハイウェイスターV 377万5200円 414万1500円
e-POWER ルキシオン 499万8400円
e-POWER/e-4ORCE オーテックライン 388万5200円 425万1500円
e-POWER/e-4ORCE オーテック 425万400円 455万700円
e-POWER オーテックスポーツスペック 443万7400円

セレナには、2Lガソリン車と1.4Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッド車「e-POWER」を設定。

さらに、エアロ仕様の「ハイウェイスター」、メーカー純正カスタマイズ仕様の「オーテック」があり、ノアよりもラインナップが豊富です。

ノアの新車販売価格

パワートレイン グレード 2WD 価格 4WD 価格
ハイブリッド車 S-X 326万1500円 351万4500円
S-G 370万400円 395万3400円
S-Z 405万6800円 430万9800円
パワートレイン グレード 2WD 価格 4WD 価格
ハイブリッド車 S-X 326万1500円 351万4500円
S-G 370万400円 395万3400円
S-Z 405万6800円 430万9800円

一方のノアは2026年5月の改良で後期型になり、前期型で設定されていた標準仕様とガソリン車が廃止。全車エアロ仕様&ハイブリッド車(福祉車両を除く)による3グレード構成となっています。
 

ノア▲エアロ仕様では見た目に大きな変化はない。違いとなるのは主にフロントグリルで、後期型(左)はボディ同色であるのに対し、前期型(右)はクロームメッキ

新車の車両価格はセレナのガソリン車が最安。ただ、ハイブリッド車で比較するとノアの方が全体的に控えめです。

つまり、「ひとまずミニバンを手に入れたい」ならセレナ、「ガソリン代を抑えたいからハイブリッド車が欲しい」というならノアが適しています。
 

中古車価格もセレナの方がリーズナブル

次に中古車価格も見てみましょう。現行モデル全体における車両本体価格帯は次のとおりです。
 

車名 グレード パワートレイン 車両本体価格
セレナ X系 ガソリン車 160万~330万円
ハイブリッド車 255万~385万円
ハイウェイスターV系 ガソリン車 190万~385万円
ハイブリッド車 210万~480万円
オーテック系 ガソリン車 260万~415万円
ハイブリッド車 210万~440万円
ノア X/G/Z ガソリン車 150万~670万円
ハイブリッド車 185万~550万円
S-G/S-Z ガソリン車 190万~580万円
S-X/S-G/S-Z ハイブリッド車 230万~580万円
車名 グレード パワートレイン 車両本体価格
セレナ X系 ガソリン車 160万~330万円
ハイブリッド車 255万~385万円
ハイウェイスターV系 ガソリン車 190万~385万円
ハイブリッド車 210万~480万円
オーテック系 ガソリン車 260万~415万円
ハイブリッド車 210万~440万円
ノア X/G/Z ガソリン車 150万~670万円
ハイブリッド車 185万~550万円
S-G/S-Z ガソリン車 190万~580万円
S-X/S-G/S-Z ハイブリッド車 230万~580万円

中古車価格が安いのはノアの前期型、つまりノアの標準仕様と各ガソリン車です。しかし、ミニバンの売れ筋である「エアロ仕様のハイブリッド車」ではセレナの方が安く、新車価格とは少し異なる状況となっています。
 

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維持費:燃費の差でノアの方が安い

ランニングコストでも両車を比較してみましょう。メンテナンス代などは車の使い方によって大きく異なるため、ここでは、税金とカタログ燃費によるガソリン代の年額で試算しましょう。
 

項目 セレナ ノア
ガソリン車 ハイブリッド車 ハイブリッド車
自動車税 3万6000円 3万500円 3万6000円
自動車重量税 1万6400円 1万円 1万円
ガソリン代 6万5307~7万3189円 4万1823~5万3063円 3万5672~3万8945円
合計 11万7707~12万5589円 8万2323~9万3563円 8万1672~8万4945円
項目 セレナ ノア
ガソリン車 ハイブリッド車 ハイブリッド車
自動車税 3万6000円 3万500円 3万6000円
自動車重量税 1万6400円 1万円 1万円
ガソリン代 6万5307~7万3189円 4万1823~5万3063円 3万5672~3万8945円
合計 11万7707~12万5589円 8万2323~9万3563円 8万1672~8万4945円
※ガソリン代は、ガソリン価格を経済産業省資源エネルギー庁の調査結果(2026年6月24日時点)の169.8円/Lを使用。年間走行距離を5000kmと想定し、燃費は新車販売中モデルにおけるWLTCモード燃費を元に下限と上限で計算
※自動車重量税は継続車検時。通常は車検時に2年分をまとめて払うが、1年分に換算。
 

最も維持費を抑えられるのは、ノアのハイブリッド車。セレナのハイブリッド車よりも税額が高いものの、燃費の良さでカバーしています。
 

パワートレイン 駆動方式 セレナ ノア
ガソリン車 2WD 13km/L
4WD 11.6km/L
ハイブリッド車 2WD 18.1~20.3km/L 23.4~23.8km/L
4WD 16~16.8km/L 21.8~22.1km/L
パワートレイン 駆動方式 セレナ ノア
ガソリン車 2WD 13km/L
4WD 11.6km/L
ハイブリッド車 2WD 18.1~20.3km/L 23.4~23.8km/L
4WD 16~16.8km/L 21.8~22.1km/L

このように、ハイブリッド車では最大で5km/L以上の差があるため、走行距離が長いほどノアが有利。特に4WDを検討している人はノアの方が維持費を抑えられる可能性が高いでしょう。
 

田端邦彦

田端邦彦ちなみに、新車購入時の税額もノアがリード。新車登録時の自動車重量税が安くなる「エコカー減税」は、セレナのハイブリッド車が25~50%減税なのに対して、ノアは50~100%減税となっています。

ノア▲ノアのハイブリッド車はエンジン走行とモーター走行をシーンに応じて使い分ける。そのため、モーターのみで走るセレナのハイブリッド車より燃費効率が良い
 

室内:広さはセレナ、2列目の快適さはノア

家族など大人数で乗る機会の多いミニバンでは、室内の広さは重要。広さはどちらも高水準ですが、特にセレナの室内空間はクラスNo.1の広さ(※)をうたっており、室内長、室内幅ともセレナが優勢です。 

※全高1.8m以上の1.2~2Lクラス 7/8人乗りミニバン(2025年12月現在 日産調べ)
 
項目 セレナ ノア
室内長 3145mm 2805mm
室内幅 1545mm 1470mm
室内高 1400mm 1405mm
項目 セレナ ノア
室内長 3145mm 2805mm
室内幅 1545mm 1470mm
室内高 1400mm 1405mm

セレナは基本8人乗りで、ハイブリッド車の4WDと最上級グレードの「ルキシオン」が7人乗り。3列目シートをスライドできるのは、ノアにない特徴です。

一方、ノアは「S-X」「S-G」に8人乗りが設定されているものの、7人乗りが主流。2列目のキャプテンシートは745mm前後に移動する「スーパーロングスライド機能」や両側アームレストなどが備わり、ゆったりと座れます。

セレナの2列目も座り心地がよいですが、快適さではノアに軍配が上るでしょう
 

ノア 7人乗り▲ノアの7人乗り。2列目のキャプテンシートにはオプションパッケージでシートヒーターやオットマンなどの装備が用意されている

シートアレンジはセレナの方が多彩

シートアレンジを含む、室内の使い勝手ではセレナに分があります

セレナの8人乗り仕様には「スマートマルチセンターシート」を採用。これは前後に大きくスライドし、1列目のアームレストや、2列目の中央席になる優れものです。

さらに2列目は1列目から手の届く位置まで移動でき、横スライドすることも可能。2列目に座る小さな子供をお世話しやすいのもありがたいでしょう。
 

セレナ 8人乗り▲セレナの8人乗り。スマートマルチセンターシートを2列目に設置すれば1~2列目間、1列目に設置すれば2~3列目間をウォークスルーできるのも便利

荷室の使い勝手もセレナに軍配

3列目を使うときの荷室容量はほぼ同レベルですが、格納時の荷室容量ではノアの方が上です
 

項目 セレナ ノア
3列目使用時 208~293L
※e-4ORCE車:203~290L
298L
3列目格納時 824L
※e-4ORCE車:775L
7人乗り:1243L
8人乗り:1120L
項目 セレナ ノア
3列目使用時 208~293L
※e-4ORCE車:203~290L
298L
3列目格納時 824L
※e-4ORCE車:775L
7人乗り:1243L
8人乗り:1120L

しかし、荷室の使い勝手ではセレナの方が優れています

積み降ろしでは、バックドアのガラス部のみ開閉できる「デュアルバックドア」が秀逸。ノアにも任意の位置でドアを止められる「フリーストップバックドア」や電動バックドアが採用されていますが、狭い場所ではセレナの方が楽でしょう。

また、荷物を積まないときは2列目や3列目を広げ、積むときは必要な分だけ拡張できるのも美点。スマートマルチセンターシートで2列目中央を開けて長尺物を積載したり、3列目をスライドして荷室長を拡大したりと、柔軟に積載スペースを作り出せます。
 

セレナ ラゲージ▲3列目の格納方式は両車とも左右跳ね上げ式。また、ラゲージアンダーボックスが採用され、背の高い荷物も載せられる(セレナのe-4ORCE車を除く)

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サイズ:大きさは同程度。取り回しが良いのはノア

セレナとノアのボディサイズに大きな差はありません。どちらもボディはスクエアで、運転席からの視界も良好。車両感覚を把握しやすくなっています。
 

項目 セレナ ノア
X系 ハイウェイスターV系
全長 4690mm 4765mm 4695mm
全幅 1715mm 1730mm
全高 2WD車:1870~1885mm
4WD車:1885~1895mm
2WD車:1895mm
4WD車:1925mm
項目 セレナ ノア
X系 ハイウェイスターV系
全長 4690mm 4765mm 4695mm
全幅 1715mm 1730mm
全高 2WD車:1870~1885mm
4WD車:1885~1895mm
2WD車:1895mm
4WD車:1925mm

しかし最小回転半径はセレナが5.7m、ノアが5.5mと多少の差があります。そのため、狭い場所での車庫入れや転回はノアの方がしやすいでしょう。
 

 

装備:快適装備の豪華さはノアの方が上

多くのグレードで両側電動スライドドアが標準化されるなど、快適装備が豊富なセレナとノア。特にノアの最上級グレード「S-Z」は装備内容が特に充実しています。
 

ノア S-Zの代表的な装備

  • 快適温熱シート(前席)
  • アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/2個/非常時給電システム付き)
  • バックドアイージークローザー
  • 12スピーカー
  • 2列目キャプテンシートのオットマン(オプション)

一方で、エアコンの独立温度調整機能や後席オートエアコンは、セレナではほとんどのグレードで標準装備されていますが、ノアはS-Zのみ標準で、他グレードはオプションです。充電用USB端子も全列に配置されているセレナに対し、ノアは3列目に設定されていません。

前述した3列目のスライド機構と合わせて、「実用性を重視し、全席の居住性を高めたセレナ」と「とにかく2列目の快適さを優先したノア」という、コンセプトの違いが装備から分かります。
 

セレナ シート▲セレナでは撥水/防水加工のシートがラインナップされているのも特徴。子供が飲み物をこぼしたり汚したりしてもサッと拭ける。実用性重視のセレナらしい装備

先進安全装備はセレナの方がやや有利

先進安全装備と運転支援装備はどちらも高水準で、セレナは「360°セーフティアシスト」、ノアは「トヨタセーフティセンス」を標準装備。両車とも大切な家族を乗せる車として、十分な安全性能を備えているといえるでしょう。
 

両車に共通する先進安全装備

  • 衝突被害軽減ブレーキ
  • 車線維持支援
  • 踏み間違い防止機能
  • 後退時の衝突防止支援システム
  • 標識検知機能
  • 全車速追従機能付きクルーズコントロール

しかし、緊急時の操舵支援機能についてはノアがオプションなのに対して、セレナは全車標準とセレナが一歩リード。 高度運転支援システムもセレナの方が高機能で、特にルキシオンに搭載される「プロパイロット2.0」は別格です。

ノアにも同様の「アドバンスト ドライブ」が備わっていますが、車線変更を支援する「ナビ連動ルート走行」機能はセレナにしか備わっていません。
 

田端邦彦

田端邦彦ただ、駐車支援機能はノアの方が先進的。どちらも半自動&リモートで駐車できますが、セレナはリモート時は前後のみの操作となるのに対し、ノアの「アドバンスト パーク」は並列・縦列駐車および出庫が可能です。

 

最後にセレナとノアの選び方をチェック

セレナとノア、どちらが自分に合っていそうかイメージがついたところで具体的な選び方を紹介しましょう。新車はもちろん、中古車を視野に入れると選択肢の幅が広がります。

中古車なら購入費用を抑えたり、同じ予算でより上位のグレードを選べたりするだけでなく、新車のラインナップにないグレードや仕様を選べるのも優位点です。
 

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日産 セレナ(6代目)

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トヨタ ノア(4代目)
 

セレナのオススメグレード&選び方

セレナ▲セレナも2026年2月の改良でハイウェイスターVおよびe-POWER ルキシオンのフロントグリルなどが変更されている。改良前モデルのデザインは水平基調でシンプルめ

セレナの中古車流通台数は約2000台と豊富。そのうち4割ほどが2023年式で、パワートレイン別ではハイブリッド車が全体の6割強を占めています。

中でもコスパ重視ならガソリン車の「ハイウェイスターV」がオススメ。比較的リーズナブルで、スマートマルチセンターシートを備えているので、「いざというときには8人乗れる」というセレナらしい使い方ができます。子供の成長に合わせて使い方を変えられるのもうれしいところでしょう。

高級感重視なら「e-POWER ルキシオン」がピッタリ。プロパイロット 2.0などの運転支援機能を備えているので、帰省や家族旅行といった長距離ドライブの運転疲れを軽減してくれるはずです。
 

ガソリン車の「ハイウェイスターV」を中古車で選ぶ際のポイント

中古車流通台数は約490台。最廉価グレードの「X」より流通量は多めです。価格帯は総額で約200万~約405万円ですが、走行距離3万km以下の物件でも総額250万円前後から見つけられます。

予算に余裕があって「先進機能で駐車をサポートしてほしい」という人はインテリジェントアラウンドビューモニターが搭載される「日産オリジナルナビ取付パッケージ装着車」か「NissanConnectインフォテインメントシステム装着車」がオススメです。
 

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日産 セレナ(6代目) × ハイウェイスター V & ハイウェイスター V 日産オリジナルナビ取付パッケージ装着車 & ハイウェイスター V NissanConnectインフォテインメントシステム装着車

ハイブリッド車の「e-POWER ルキシオン」を中古車で選ぶ際のポイント

中古車流通台数は約140台。価格は総額で約265万~510万円、総額340万円前後から走行距離3万km以下の物件が狙いやすくなります

最上級グレードですが「100V AC電源(1500W)」はオプション設定なので要注意。キャンプなどで電源を使いたい人は注目してください。
 

田端邦彦

田端邦彦ただ、e-POWER ルキシオンは2WDのみの設定です。雪道などを走る機会が多い人は、4WDを選べるハイウェイスターVと合わせて検討してみてください。

▼検索条件

日産 セレナ(6代目)× e-POWER ルキシオン
 

ノアのオススメグレード&選び方

ノア エアロ仕様▲こちらが前期型ノアの標準仕様。エアロ仕様よりはマイルドめな顔つき

ノアの中古車流通台数は約1760台。パワーユニット別では、ガソリン車が約4割、ハイブリッド車が約6割。総額180万円前後から物件が探せ、ボリュームゾーンは総額300万~400万円です。

原稿執筆時点ではほとんどの物件が前期型となっており、ガソリン車や標準仕様など選択肢の幅が広く、好みの1台を選びやすいのが利点。以下が前期型と後期型の違いになります。  

項目 前期型 後期型
パワートレイン 2Lガソリンエンジン
1.8Lハイブリッド車
1.8Lハイブリッド
仕様 標準仕様
エアロ仕様
エアロ仕様
グレード X/G/Z(標準仕様)
S-G/S-Z(エアロ仕様)
S-X/S-G/S-Z(エアロ仕様)
項目 前期型 後期型
パワートレイン 2Lガソリンエンジン
1.8Lハイブリッド
1.8Lハイブリッド
仕様 標準仕様
エアロ仕様
エアロ仕様
グレード X/G/Z(標準仕様)
S-G/S-Z(エアロ仕様)
S-X/S-G/S-Z(エアロ仕様)

ノアを安く手に入れたいなら、ガソリン車の前期型「X」が狙い目。エントリーグレードなので装備は簡素ですが、7人乗りなら2列キャプテンシートが備わっているので、十分に快適です。

装備重視なら、ハイブリッド車の「S-Z」がイチオシ。充電用USB端子などが付いた2列目キャプテンシート用「折りたたみ式大型サイドテーブル」や、両側電動スライドドアなど装備内容ではS-Zが抜きんでています。前期型なら価格も抑えやすいのも見逃せません。
 

ガソリン車の「X」を中古車で選ぶ際のポイント

中古車流通台数は約100台。価格帯は総額で約165万~370万円。走行距離3万km以下の物件でも総額250万円から狙えます。

中古車を選ぶ際は、オプション設定となっている電動スライドドアやエアコンの独立温度調整機能を装備しているか確認したいところです。
 

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トヨタ ノア(4代目) × X系

ハイブリッド車の「S-Z」を中古車で選ぶ際のポイント

ハイブリッド車の「S-Z」は中古車流通台数が約820台と豊富。価格帯は総額で約250万~約575万円で、総額350万円前後から走行距離3万km以下の物件が見つかりやすくなります

注目したいのは、オプションとなっている運転支援装備の有無。アドバンスト ドライブやアドバンスト パーク、パノラミックビューモニターなどを装備していれば、より満足度が高まるでしょう。
 

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トヨタ ノア(4代目) × ハイブリッド S-Z系
文/田端邦彦 写真/日産、トヨタ
※記事内の情報は2026年6月22日時点のものです。
田端邦彦(たばたくにひこ)

自動車ライター

田端邦彦

自動車専門誌で編集長を経験後、住宅、コミュニティ、ライフスタイル、サイエンスなど様々なジャンルでライターとして活動。車が大好きだけどメカオタクにあらず。車と生活の楽しいカンケーを日々探求している。プライベートでは公園で、オフィスで、自宅でキャンプしちゃうプロジェクトの運営にも参加。

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